施設の子に贈る 生きていく力
2014年5月29日 朝日新聞(朝刊)
抜粋 児童養護施設の子供たちに「経験」を贈りたいー。そんな動きが福岡市で相次いでいる。
抜粋 海外留学を支援するNPO法人「国際教育支援機構スマイリーフラワーズ」(福岡市)は、児童養護施設の子供たちに海外留学を贈ろうとしている。今夏に1~2週間、3人を豪州に短期留学させる予定だ。
抜粋 窪田さんは高校卒業後、商社で働こうとしたが「大卒じゃないとだめ」と学歴の壁にぶつかった。24歳の時、働きながら外国語を学ぶワーキングホリデー制度を知り、豪州に。語学学校に通いながら各国の若者と働く中「キャリアやバックグラウンドは関係ない。自分次第で幾らでも認められる」と気づいた。そんな経験を子どもたちにも積んで欲しいと考えた。